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★お花を頂いたら・・・
お花を誰かに頂いたら、まず、ラッピングを外してしまいましょう。その時、お花を止めてある紐や輪ゴムも外します。
お花の茎の部分を、お水の中で切ってあげてから花瓶に活け直してあげましょう。霧吹きでお花全体にお水を与えて あげるとお花も喜びます。
★その後は・・・
お水は毎日変えてあげましょう。その時に花瓶の中も洗剤を使ってキレイ!に洗ってあげます。お花の茎の部分もキ
レイ!に洗ってあげましょう。その際に、茎をお水の中で切ってあげましょう。お花をダメにするバクテリアの発生を抑 える事が長持ちのポイントです。お花の茎を切るのは、お水を吸い上げる導管を常に新しい状態に保つ為です。市販 の延命剤や付属の延命剤を使用した場合は、2日位はお水を替える必要はありませんが、やはり2日位たったら花 瓶のお水を替えて茎も洗って切り直してから飾りましょう。咲き終わったお花からはエチレンガスと言う新しいお花を ダメにするガスが出るので、早めに摘み取っておきます。これは、蕾を咲かせる効果もあります。早めに蕾に対してお 花の持っているエネルギーを回してあげるのです。
★切り花延命剤の効果は?
切り花延命剤の効果はあります。うちでもプロフェッショナル向けの延命剤を使用しています。お水替えの手間が省
けて確かに日持ちがします。お花の種類と出荷からの処理の仕方によりますが、2倍位の延命効果があります。切 り花の延命剤は大きく分けて2種類あります。糖分と殺菌効果のある成分が入っている物と、殺菌効果のある成分 のみの物とあります。菊類(マムや皆さん大好きなガーベラ等)は糖分が入っていない延命剤が向いています。薔薇 やトルコキキョウ等は糖分入りをオススメします。一番のポイントは絶対にお水の中に入れる分量を守る事。そして、 新しくお水を替える時は、継ぎ足し等をして濃度を変えない事がポイントです。濃度が変わってしまうと、成分バランス が崩れてしまいバクテリアが糖分を餌に増えてしまったりと逆効果になってしまいますのでご注意を・・・
個人的な意見ですが、クリザールが好きで愛用してます。只、夏場は水温が上がってしまうので効果も半減すると認
識しています。
★その他は?
よく聞かれるのが、漂白剤を数滴入れる(殺菌効果)、砂糖を入れる(栄養効果)、10円玉(銅)を入れる(イオンによ
る殺菌効果)、洗剤を数滴入れる(界面活性剤による水揚げの促進)、氷を入れる(バクテリアの抑制と冷蔵効果)、 石油ファンヒーターや果物の近くには置かない(老化物質のエチレンガスを出す物から遠ざける)・水仙と他のお花を 一緒に活けない(水仙から出る成分が良くない)、薔薇や菊類にはクエン酸を少量入れる(酸度調整)、強い光に当 てない(老化防止)、葉っぱの裏にシリンジする(水分蒸散の抑制)、風に当てない(老化防止)、ガーベラに少量の ウィスキーを飲ませる(茎が硬くなる)、ガーベラの茎に針で穴を開ける(茎が硬くなる)、薔薇の棘は極力取らない (傷を付けてストレスを与えない)、花粉を取る(受粉させない)等色々ありますので試してみましょう。お店でも実際に 取り入れている事もあります。 ![]()
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